携帯代の経費について
私は学生でガールズバーで働いて、携帯代も何割かは経費になるみたいなので入れたいのですが、携帯代の支払いが親名義のカードにになっています。
毎月親に手渡しで渡しているのですが、経費にできないないでしょうか?
また、夜職の携帯代の経費は何割くらいなら妥当でしょうか?
税理士の回答

佐藤和樹
結論として、親名義のカードで支払っている場合でも、経費計上は可能ですが、実際にあなたが支払っていることを証明する必要があります。
①経費として認められるための条件
・携帯代を実際に負担している証拠があること
→ 毎月、親に手渡しで支払っているとのことなので、支払った証拠(メモ、LINEの送金履歴、振込記録など)を残すと良い。
→ 例えば、親への振込に変更することで記録を残しやすくなる。
・携帯代の使用割合が仕事用とプライベート用で分けられること
→ ガールズバーの仕事でどれくらい使っているかを明確にしておく。
②妥当な経費割合の目安
•仕事用の連絡が中心(営業連絡などを頻繁にする) → 50~70%
•仕事でも使うが、プライベート利用も多い → 30~50%
•プライベート利用がほとんどで、仕事での使用が少ない → 10~30%
③税務調査で問題にならないためのポイント
•具体的な使用内容を記録する
→ 例えば、「出勤連絡・営業のLINEの使用割合」「SNSの投稿・DMのやりとり」などを簡単にメモしておく。
•過剰な経費計上は避ける
→ 例えば、100%経費にすると、税務署に「本当に仕事でしか使っていないのか?」と疑われる可能性がある。
本投稿は、2025年02月20日 23時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。