フリーランスで交通費をメールで記録している場合
私はフリーランスで、登録しているプロダクションの事務所にて出張という形で仕事をしています。
この時、事務所に行くのにかかる交通費について、プロダクションの指示で紙の報告書と、メールでの報告書の両方の提出を毎回行っています。
メールの交通費についての記載内容はかかった往復の金額と使った経路を書いて送信しています。プロダクションではこれで認められますが、確定申告の際に交通費の領収書や出金伝票がなくても、このメールを代わりとして経費として認められるのでしょうか。
税理士の回答
こんにちは。
必要経費として計上するためには、原則としてその事実を証明することができる証憑(レシート・領収書)等が必要となります。
メールでは支払いの事実までは確認することができませんので、証憑の代わりとしては認められないものと思われます。
交通費は領収書が出ないことが多いので出金伝票等をご用意されるのが良いでしょう。
菅原様
迅速なご回答、誠にありがとうございます。
恐れ入りますがもう一つ伺いたいことがございます。
平日ほぼ毎日のように事務所に行っているため、一日ごとに出金伝票を作成するのが大変です。しかし、インターネットの出金伝票のフォーマットを見てみると、一日に一枚書かなければいけない形式になっているものが多いように思います。
行き先や経路、一日分の金額は遅延して別経路を使った時以外は毎日同じなのですが、出金伝票は一ヶ月分まとめて書くことはできないのでしょうか。いきなり一ヶ月分の合計金額だけを書くのも不明瞭になると思うのですが、何か良い書き方はないでしょうか。
出金伝票は原則として出金の都度、作成して保管する必要があります。
Excel等を使用すれば多少手間は減るかと思いますが、それでも一日ごとに記帳が必要となります。
改札での支払いが可能なクレジットカードを作成する等すれば、出金伝票の事務がなくなりますので、検討されてみてください。
菅原様
この度は丁寧かつ迅速なご回答をいただき、誠にありがとうございました。
いただいたご回答をもとに出金伝票を作成し、クレジットカードも検討したいと思います。
本投稿は、2025年03月02日 01時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。