年末調整で配偶者・保険・iDeCo控除をあえて申告せず、全て確定申告で行っても問題ないでしょうか
給与所得者の年末調整と確定申告の併用について相談です。
現在、会社員として働いていますが、以下の理由から、今年の年末調整では「基礎控除」以外の控除(配偶者控除、生命保険料控除、小規模企業共済等掛金控除)を申告せず、全て翌年3月の確定申告でまとめて行いたいと考えています。
【理由】
・本人の所得見積もりが困難: 私自身の給与収入がボーダーライン(年収1,095万円前後)にあり、所得制限により配偶者控除が満額受けられるか、減額・対象外になるかが年末調整時点では正確に判断できません。
・証明書の未着: 生命保険やiDeCoの控除証明書の到着が遅れており、年末調整の提出期限に間に合わない可能性があります。
・手続きの一本化: 年末調整で見込み額による申告をして後で訂正するよりも、源泉徴収票が確定してから、確定申告で正確な数値を一度に入力する方がミスがなく効率的だと考えています。
【予定している対応】 会社には年末調整の書類(給与所得者の扶養控除等申告書、保険料控除申告書など)は提出しますが、氏名や住所、基礎控除の計算欄のみ記入し、**配偶者控除や保険料控除の欄はすべて「空欄(記載なし)」**で提出しようと考えています。 (会社には「控除は確定申告で行う」旨を伝える予定です)
【質問】
・上記のように、年末調整では任意の控除をあえて申告せず(権利を放棄し)、確定申告で後から全て適用することは、税務上の手続きとして問題ありませんか?
・この対応を行うことで、会社側の経理処理に多大な迷惑をかけたり、私自身に延滞税などのペナルティが発生したりするリスクはありますか?(一時的に税金が多く引かれることは理解しています)
この方針で進めて良いかご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
税理士の回答
・上記のように、年末調整では任意の控除をあえて申告せず(権利を放棄し)、確定申告で後から全て適用することは、税務上の手続きとして問題ありませんか?
問題ありません。
・この対応を行うことで、会社側の経理処理に多大な迷惑をかけたり、私自身に延滞税などのペナルティが発生したりするリスクはありますか?(一時的に税金が多く引かれることは理解しています)
この方針で進めて良いかご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
特にリスクもありませんので、進めて問題ありません。
一部提出しても、確定申告の結果は変わりません。
本投稿は、2025年11月23日 19時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







