収入の括りと確定申告について

① 結論
相談者様のように 本業（メルレ）で確定申告が必要な立場の方は、副業のポイ活で得た収入も“原則すべて”確定申告に含める必要があります。
金額が少額でも 申告から外すことはできません。

② 理由
確定申告を“する人”は、すべての所得を合算して申告する義務があります。所得税法では、
事業所得
雑所得
副業収入
ポイ活ポイント
など、年間のすべての所得を合算して計算する仕組みです。
よって、本業のメルレで確定申告する以上、副業収入（ポイ活）だけ申告しない、という扱いはまずいかと思います。

③ ポイ活収入の扱い（税務上の分類）
ポイ活は内容によって分類が変わります。
課税対象になる例（＝申告が必要）
アプリ登録でポイント獲得
アンケート回答でポイント獲得
友達紹介でポイント獲得
クレジットカード発行によるポイント（換金可能分）
ポイントを現金・PayPay・Amazonギフト券等に交換
これらは 「雑所得」 として課税対象です。

④ よくある誤解として
副業20万円ルールがありますが、相談者様には使えません。
なぜなら、「副業20万円以下なら申告不要」という特例は“給与所得者で確定申告をしない人”だけの制度 だからです。
相談者様は本業（メルレ）で確定申告をする立場なので1円でも副収入があれば申告対象になります。

⑤ 実務上どう申告するか
ポイ活の収入が年間でいくらかを集計し、以下のように申告します
雑所得（その他）
収入 …… ポイ活で得た換金可能ポイント
必要経費 … 通常ほぼゼロ
※ 金額が小さくても申告対象になります。

ご回答ありがとうございます！全て合算して確定申告させていただきます！