副業収入に関する相談
【相談者の状況】
・会社員(常勤)として給与所得あり。課税所得はおよそ900万円超。
・副業として複数の専門的業務を行っており、そのうち数カ所は給与所得扱い。
・1カ所のみ業務委託契約で年間50万円程度の報酬あり。月あたりの業務時間は数時間程度。今後も年間40-100万円弱の報酬が発生する見込み。
・当該委託先より「所得税法第204条の報酬等に該当しない」との書面説明があり、源泉徴収・支払調書ともに発行されない。
・これまで当該収入は雑所得として確定申告してきた。
【質問事項】
①雑所得から事業所得(青色申告)への切り替えは可能か。過去の申告との整合性で問題が生じる可能性はあるか。
②青色申告特別控除65万円を適用した場合と雑所得申告の場合で、税負担の差はどの程度か。課税所得900万円超の場合で試算していただけると助かります。
③月数時間・年50万円程度の業務規模で「事業所得」と認定されるか。雑所得と判断されるリスクはあるか。帳簿保存があれば事業所得として認められやすいという理解で正しいか。
④経費計上できるものの範囲(書籍・研修費・通信費・交通費・保険料等)について、この規模感で問題なく認められるか。
⑤自宅賃貸の家賃按分については、業務の性質上(訪問型業務)・業務時間が月数時間であることを踏まえ、計上することの可否とリスクを教えてください。
⑥そもそも青色申告に切り替えるメリットはあるのか。それとも雑所得として申告し続けるのがいいのかご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
住谷慎一郎
①事業所得かどうかは、反復性、継続性が論点となります
事業の見通しが立ったので、事業開始の届出を出して、継続的にビジネスを行うという整理であれば、雑→事業の整合性は取れるでしょう
②所得900万の場合の累進税率は33%なので、65万×33%=21万ほどです
③反復、継続、あと自己のリスクでビジネスを行っており、且つ専門性を有するとのことですので、事業性は一定程度有するものの、ご指摘の通り規模は論点となるので、絶対に安全とまでは言い切れません(個別性が高いためコメント難しいです)
④必要経費算入額については、経費毎の個別判断、且つ事業規模による総合判断です
⑤ご指摘の通り、家賃については、必要経費算入するにしても案分根拠が低いため、金額は少なくなると思います
⑥確かに節税額と手間とが見合うかどうかはご認識の通りです
リスクもゼロではないので、雑のままもアリだとは思います
本投稿は、2026年04月20日 17時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







