確定申告時の太陽光発電の雑所得にともなう経費について
一般的な会社員ですが、自宅の屋根にソーラーパネルがのっており、14kw以上のため全量買取となり、雑所得が20万以上となるため、毎年確定申告をしています。
自宅の土地が祖父の時代より借地で、貸主である地元の寺社に毎年20万ほど地代として納めています。今まで上記太陽光発電の売電に伴う雑所得の経費にはその借地代は
計上していなかったのですが、上記の場合、借地代は経費の対象にできるのでしょうか?
もし対象となる場合、現状敷地面積が140坪ほど、ソーラーパネルの設置坪数が20坪ほどなのですが、借地代20万円/年のうち、いくらくらいを経費で計上しても良いのでしょうか?また計上時には借地代の領収証は提出の必要がありますでしょうか?
税理士の回答

藤本寛之
自宅の屋根に太陽光発電設備が乗っている場合、自宅の借地料をその経費とするのは難しいと考えます。
関連性が全くないとは言えず、あえて計算するのであれば自宅の延べ床面積と屋根上のソーラーパネルの設置面積をもとに年間地代を按分して、雑所得の必要経費を計算していくことになると思います。
ご回答ありがとうございます。経費とすることは難しいながらも一応経費として申告できるという事でしょうか?その際は計算根拠を記載した紙を添付すればよろしいでしょうか?借地代の領収証の添付は必要でしょうか?

藤本寛之
税務署が自宅の借地料の経費性を完全には否定できないと考えています。
延べ床面積と設置面積に基づく按分は一案です。他に合理的な考え方があるかもしれません。
なお、計算根拠を記載した紙や領収書の添付までは不要です。
迅速なご回答ありがとうございました!
本投稿は、2019年01月22日 21時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。