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初めての白色申告で固定資産(不動産)の申請額を間違えてしましました

不動産賃貸を始めたところで、昨年初めて白色申告をしました。その際に、固定資産(不動産)の申告額を本来よりも高い額で申請してしまいました。なので、減価償却費が本来よりも多く算出されています。しかし、本来の額に修正しても、納税額に変更はありません。(納税額は"0円")
このような場合、どのように対応すればよろしいでしょうか。

ちなみに、今年からは青色申告をします。白色申告の固定資産残を引き継がなければいけないので、どうすればよいかご教示の程お願いします。

税理士の回答

所得金額、税額が本来の正しい額で計算しても変わらないのであれば、来年に申告する青色決算書の貸借対照表の1月1日(期首)の残高を正しい金額で記載しておけば大丈夫です。
金額のズレを指摘されたら、ご相談者様の相談内容通りに回答すれば済みますよ。

  1 既に白色申告した分については、税額に影響しないことから、何らかの手続きをする必要はありません。
 2 今年分の申告については、既に申告した分について正しく計算し直した未償却残高を期首残高とし、更に今年の償却費を控除した残額を年末残高とすればよいでしょう。
 3 青色申告の決算書の4ページに「本年分における特殊事情」を記載する欄がありますので、そこに、「前年分の建物の取得価額を過大に計算したので、本年分は正しく計算した」旨の記載をすればよいでしょう。

本投稿は、2019年08月08日 15時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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