確定申告について
給与所得ということで、今までは給与を月に10万円をもらっていました。同じ会社ですが、途中から業務委託契約で月に10万円の所得になりました。
業務委託個人事業所得となると、確定申告が必要になると言われました。給与所得は65万円の控除がありますが、事業所得になると65万の控除がなく、確定申告するのに一番良い方法はどのような方法があるのでしょうか?必要経費は国民保険、国民年金のみとなり、他に経費となるものがありません。
給与所得の時は源泉徴収額が給与天引きされていたのですが、業務委託契約になって、所得税分がプラス支払われています。
業務委託の源泉徴収額は別で払わないといけなくなるのでしょうか?
年間120万の業務委託ですが、報酬が100万円を超える場合なので…(支払金額–100万円)×20.42%+10万2100円
この計算式になるのでしょうか?
税理士の回答

確定申告では、以下の様に給与所得と事業所得を合わせて申告することになります。
1.給与所得
収入金額-給与所得控除額=給与所得金額
2.事業所得
収入金額-経費=事業所得金額
3.1+2=合計所得金額
4.3-所得控除額=課税所得金額
5.4x税率=所得税額
6.5-源泉徴収税額
事業所得についての所得税は、確定申告で精算されることになります。今後、事業を継続的にされていくのであれば、青色申告の検討をされた方がよいと思います。
源泉徴収額は、たとえば経費なしで業務委託年間120万だとすると、どの程度支払わなければなりませんか。
青色申告特別控除の65万円の控除を受けるには、どのような書類を準備しないといけないのでしょうか?
源泉徴収額はどのように決まるものなのでしょうか?

1.所得金額としての120万円であれば、5%の税率になりますから60,000円になり、復興税2.1%と合わせて61,260円になります。
2.給与所得と合わせて、所得金額が195万円を超えますと10%の税率になります。
3.青色申告特別控除65万円をうけるためには、青色申告承認申請書を税務署に提出する必要がります。これは適用を受ける年の3/15までに提出します。
ありがとうございます。
青色申告承認申請書を提出後に、確定申告する際は、青色申告書と他はどのような書類を添付しないといけないのでしょうか?

確定申告において提出する書類は、以下になります。
1.確定申告書B
2.青色申告決算書
3.給与所得の源泉徴収票
自営業の方が、よく帳簿を付けないといけないと言っているのですが、どのような帳簿なのか分からないですが、青色申告をする際に、帳簿を付けていかないといけないのでしょうか?

青色申告の場合は、帳簿を付けることが必須になります。複式簿記の方法により、損益計算書、貸借対照表が作成できるようにしなければならないと思います。記帳の仕方について指導をうけるのがよいと思います。
分かりました。
丁寧にご回答いただきありがとうございました。
本投稿は、2019年09月25日 21時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。