売上を米ドル外貨預金から日本円普通預金へ移した際の仕訳と日付について
外貨で入った売上を日本円の口座に移した場合、送金手続きをした日から実際に円口座に入るまで日数がかかります。この場合は下記のような仕訳で、日付は実際に着金した日を記入し、計算する際のレートは送金手続きをした日のものにして間違いないでしょうか。
普通預金 / 外貨預金
支払手数料
為替差損、または為替差益で調整
また、月末請求時・外貨入金時・円口座への送金時の3つともTTBレートを使っていますが、問題ないでしょうか。
お手数ですが、ご回答お願いいたします。
税理士の回答
最初から書きます。
①売上計上時
(借方)売掛金 ××× (貸方)売上高 ×××
売掛金は売上時のレートで換算し、記帳します。
②入金時
(借方)外貨預金 ××× (貸方)売掛金 ×××
為替差損 ×××
外貨預金は入金時の換算レートで換算し、記帳します。売掛金は上記①の金額をそのままもってきます。差額を為替差損益とします。
③円口座に振替時
(借方)普通預金 ××× (貸方)外貨預金 ×××
支払手数料×××
為替差損 ×××
外貨預金は②の金額をそのままもってきます。普通預金は実際に口座に入金された金額で記帳します。手数料を計上し、差額は為替差損益とします。
仕訳は、普通預金に入金された日付で起票します。
為替レートはTTBで問題ありません。
ありがとうございます、大変助かりました!
本投稿は、2019年10月18日 00時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。