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工具器具備品(固定資産)の前年度の不備を今年度に逆仕訳で変更可能かどうか

前年度に買ったパソコンを自分で買ったのに、誤って事業主借で計上していました。

前年度(借方)工具器具備品 20万 (貸方)事業主借 20万

これを今年度期首に下記のような形で逆仕訳して修正することは可能でしょうか?
それとも前年度で固定資産の原価償却費に該当しているので、やはり修正申告をしないといけないでしょうか?
(借方)事業主借 20万(貸方)工具器具備品 20万 
(借方)工具器具備品 20万 (貸方)現金 20万

税理士の回答

いまさら、直す必要がないと思われます。

本来、
(借方)工具器具備品 20万 (貸方)現金 20万
とすべきところ
(借方)工具器具備品 20万 (貸方)事業主借 20万
としてしまった。
ということですが、間違っているのは、貸方の部分です。
現金でも、事業主借でも、課税所得にも、納付税額にも影響しません。影響しないため、修正申告または更正の請求の対象にはなりません。

生活のための現金(事業主借)か、事業に使っている現金かの違いですから、帳簿の現金残高と実際の現金残高が合わないから直したいのなら、今期に直せばすむ話です。

本投稿は、2020年04月19日 13時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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