年収の考え方について
不動産投資を行おうと思っている3年目のサラリーマンです。
2018年の4月に入社して、現在勤務年数は2年と4カ月弱です。
不動産投資に興味があるのですが、昨今のかぼちゃの馬車やスルガ銀行、フラット35の不正問題より、銀行の融資がおりにくくなったと聞いています。
そこでサラリーマンとして働く僕にとっては現状の年収では融資を受けにくいのではないかと考えています。
そのため、2020年3月より副業を事業所得として始めました。
事業の内容はせどりです。
せどりは比較的売り上げが大きくなりますが、仕入れ代の経費も大きいため
利益はそこまで出ない事業です。
利益は出ませんが、売値を売上として計算するのであれば、
現状のサラリーマンの年収と、せどりの売上を合算した金額を
「年収」として打診してよいものでしょうか。
実際の私の例を上げます。
サラリーマン年収:400万円(見込み)
せどりの売上:300万円(2020年の売上見込み)
上記の場合、年収を700万円として、銀行に相談できるのでしょうか。
ちなみに不動産投資では1000万~3000万ほどのローンを組みたいと思っています。
何卒宜しくお願い致します。
税理士の回答

事業所得の場合、会社員の税込年収にあたる収入は、収入(売上金額)から事業活動に必要な支出・経費を引いた所得金額で考えるのが一般的だと思います。実際にさまざまな手続きの際に必要な年収も、所得を申告することが多いと思います。売上がいくら多くても支出・経費も多ければ手元に残る金額も少なくなるため、売上金額は年収イコールではなく、あくまでも年商という考え方になると思います。
出澤様
ご回答いただきありがとうございます。
会社員の場合は収入が年収として判断されると思います。
事業所得の場合は年商として判断される場合は、今回銀行に打診できる金額はいくらになるのでしょうか?

事業所得の場合、銀行に打診できる金額は以下の2つになると思います。
1.年商 300万円
2.所得金額 300万円-経費=所得金額
ご返答が遅くなり申し訳ありません。
早急なご回答ありがとうございます。
サラリーマンと事業所得は別々で見せることになるのですね。
本業でいくら安定していて、副業でもこれだけの成果を上げているっていう事を
説明する形で理解しました。
何度もすみません、追加で質問させてください。
頂いた回答に伴うのですが、
事業所得はせどりで、ポイント利益を加味しないで良いと他の税理士からご教授いただきました。
ポイントせどりでは、ポイント分を実質利益として儲ける仕組みの為、経理上、ポイントを加味しないとなると、売上よりも仕入れ代の方が高くなってしまい、なおかつ家事按分等の経費を計上することによって、事業所得分が赤字になってしまいます。
これは節税として問題ない認識だったのですが、不動産投資を行う上では不利になるのでしょうか。
要は、銀行からの融資を受けるために、事業所得が赤字になってしまっては融資を受けにくくなるのか危惧しています。
事業所得の赤字は、本来の本業部分に影響してしまうのでしょうか。
何度もすみません。
もちろんベストアンサーに選ばせていただきます。

事業所得の赤字は、本業の給与所得と損益通算になります。給与所得の所得税の還付にはないりますが、銀行からの融資を受ける場合、事業所得が赤であれば、本業の給与所得があるといっても、不利になると思われます。
やはりそうなのですね、、、
とても勉強になりました。
ありがとうございました!!!
本投稿は、2020年07月24日 15時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。