同人活動の住民税申告について
会社員をしながら同人活動をしております。初めて本を頒布することになり、事前に税金関係について調べておりました。サラリーマンは年間20万以上利益がでれば確定申告、利益が1円でも出れば住民税の申告と理解しております。
会社には同人活動については知られたくないので、利益を出さない方向で考えております。
そこで疑問なのですが、所得=年間総売上ー経費+期末在庫という計算式の「在庫」の部分です。
①もし年を跨いで在庫が残り、その後売れたとしたら、その時の計算式はどうなるのか。
②同人誌には印刷余部というものがついてくることがあり、本来注文した冊数より多めに納品されることがあります。この余分は在庫にあたるのか。
何卒ご回答をよろしくお願いいたします。
税理士の回答

土師弘之
期末在庫は翌年(売れた年)の必要経費になります。
印刷余部とは欠陥品があることを想定して作成されるものですので、売れるのであれば在庫として計上する必要があります。ただし、1部当たりの原価は仕入金額÷納品数(余部を含む)で計算します。
早速のご回答ありがとうございます。
①期末在庫=翌年の経費で計算ということで理解します。
②では一冊自分用に保管しておくことは、余部には当たらないのでしょうか?
申し訳ありませんが、補足の説明をお願いいたします。
すみません、②の質問ですが、一冊自分用に保管しておくことは在庫に当たらないのでしょうか? が正しいです。
申し訳ありません。

土師弘之
自分用ということは自分が買ったということですので、在庫には当たらず、「自家消費」になります。
「自家消費」の場合は、売価(定価)の70%か1部当たりの原価のいずれか多い方の金額を売り上げとして計上します。
わかりました、ありがとうございます。大変参考になりました。
では、余部一冊を保管する場合は、1部当たりの原価は仕入金額÷納品数(余部を含む)で計算し、その原価または定価の70%の高い方で売上として計上します。ありがとうございました。
本投稿は、2020年09月08日 11時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。