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開業して初めての確定申告

今まで自分で確定申告を一度も提出したことがないため、仕組みがいまいち分かりません。

個人事業主として2021年1月1日を開業日に設定し、2021年1月初旬に開業届提出と青色申告の申請をする予定です。

この場合、2020年10月から12月の間に発生した開業費は2021年2月16日から3月15日の間に申告するのですか?
それとも2022年に申告するのですか?
ご回答よろしくお願いいたします。

税理士の回答

この場合、2020年10月から12月の間に発生した開業費は2021年2月16日から3月15日の間に申告するのですか?
それとも2022年に申告するのですか?


内容や状況にもよりますが、開業費と言えるものであれば、2022年の申告において、開業費の償却費として計上することになります。

一方、実態として、今年の10月時点で、開業していたとすれば、10月開業として、今年開業、青色申告承認申請をして、来年申告して、青色申告の赤字の繰越控除として、来年以降の黒字と、再来年の申告で相殺するべきです。

2020年10月から12月の間に発生した開業準備のための費用は、2021年1月1日に開業費として計上します。2022年に申告することになります。なお、開業費は、5年で償却するか、任意償却をすることになります。

2020年10月~12月に発生した開業費は、2021年1月に開始する事業において繰延資産として計上します。会計上は5年間で償却ですが、税務上は好きなタイミングで任意に償却し損金計上できます。たとえば、100万円の開業費がある場合は、2022年の申告で全額償却してもよいですし、20万円だけ償却してもよいです。

ご回答いただきありがとうございました。とてもわかりやすかったです。

本投稿は、2020年11月02日 09時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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