不動産譲渡所得の取得費用の分割について
親の不動産を相続する際の分割協議書で、長男が名義上相続し、売却後にその売却益を兄弟で等分し、兄弟それぞれで確定申告する予定です。
売却時の収入は、預金通帳上で、兄弟に振込んだ履歴で、等分していることを示せばいいと聞いてます。
しかし、その不動産の過去取得時領収書、解体費用領収書、名義変更手数料領収書等は、(当然)それぞれ一部しかないのですが、これらも等分して確定申告するためにはどうしたらいいのでしょうか?
各領収書上に、等分した計算メモなどを添付して(コピー)して、兄弟それぞれが確定申告すればいいのでしょうか?
よろしくお願い致します。
税理士の回答

原本を持っていない方はコピーでよいと思います。
税務調査等で原本が必要になった場合は、一時的に原本を取り寄せるか原本所持者を伝えて確認してもらうといったことが考えれます。なお、申告に際して原本の添付は通常必要ではなく、原本を要するものがあるとしても限定されていると思います。
ご回答ありがとうございます。
よろしければ、確認させてください。
例えば、、、
①不動産売却収入2000万が、名義人の長男口座に入金
→弟へ1000万振り込むことで、兄弟2人の収入は、1000万づつ。
→確定申告は、預金通帳の振込記録が、エビデンスとなる。
②取得費用200万の領収書について、兄弟2人が、それぞれ取得費用100万で、確定申告したい。
→原本とコピーを利用するとしても、どちらも記載は200万。
兄弟それぞれが、これを100万で確定申告するためには、どうしたらよいでしょうか?

兄弟がそれぞれ1/2づつ申告が必要との前得てあれば、
収入金額=2000万円×1/2=1000万円
取得費=200万円×1/2=100万円
譲渡所得の申告については、譲渡所得の計算明細書(内訳書)という用紙に明細を記載することとされておりますので、その用紙の該当欄に全体分を記載したあと、持分を乗じて各人分を算出という記載をされればよいでしょう。
ありがとうございました。
該当書類を確認いたします。

申し訳ありません。訂正です。
誤字「前得て」⇒「前提で」
本投稿は、2020年11月20日 00時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。