非居住者(海外在住者)の日本での所得に対する納税要否について
現在,アメリカ合衆国の西海岸エリアに住んでいる一般企業の駐在員です.出国の際に転出届を出しており,アメリカ赴任後1年経過しているので,非居住者になるかと思います.
確定申告の必要性について相談させていただきます.
基本的にはアメリカでの収入を得ていますが,日本国内でもクラウドソーシング経由でWeb制作(ホームページ制作など)の収入があり,こちらは日本での確定申告が必要かどうかがわからない状況です.日本国内にオフィスなどの恒久的施設はありません.
この場合,確定申告による納税が必要になるでしょうか.
気になる点
・国内源泉所得への該当
・租税条約書類の提出必要性
など
よろしくお願いいたします.
税理士の回答

土師弘之
同じような質問が多くあり、同じような回答をさせていただいていますが、
この場合も、
・活動拠点等(あなたのいう「恒久的施設等)」が日本にないので、日本での国内源泉所得に該当しない。
そもそも取引先が日本国内にあるからという理由だけで、日本国内源泉所得になるわけではない。
・したがって、この国内源泉所得に関する租税条約書類は必要ない。
という結論になります。
本投稿は、2021年01月15日 08時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。