個人口座の場合の確定申告。(貸借対照表の記載や生活費の引き落とし)
個人事業主で青色申告で確定申告をします。
現在使っている口座とクレジットカードは事業用ではなく、個人用です(個人事業主を始める前から使っていたものです)。
個人用口座を使っている場合、その残高を貸借対照表の「資産の部」に記入する必要はないのでしょうか?
また個人用口座から生活費の引き落としをする場合も「事業主貸」として記録する必要はないのでしょうか?
すると貸借対照表への記入が「減価償却」と「事業主借」くらいになりそうですが、これで問題ないのでしょうか?(仕訳が事業主借ばかりになります)
税理士の回答

冨岡秀樹
阪神税務総合事務所の冨岡です。
お尋ねの件、早速ですが回答致します。
恐らく複式簿記により処理をして65万円控除を取ることを予定されているのだと思います。それであれば、事業専用の通帳を作成されていなく、家事と兼用のものであっても貸借対照表にのせるべきでしょうね。そして、その通帳からの家計への引き出しも「事業主貸」として記録すべきでしょう。仰っているように貸借対照表上ほとんど表示するものがなく、複式簿記で処理していることが確認できなくなる恐れがあります。できれば今後は事業専用の通帳の作成。事業に関わるもののみに使用するクレジットカードの作成(その引落は事業専用の通帳から)されるのが良いでしょう。
本投稿は、2017年02月11日 12時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。