フリーランス 雑所得と給与申告、どちらがお得ですか?
現在無職(主人の扶養)ですが、春からフリーランスとして働きます。
(健康保険の問題があり、開業届は出しません)
①海外の会社から直接給与としてもらうか、
②子会社の日本法人から外注費?委託費?としてもらうか、
の2択なのですが、この場合、税金面で何か差はあるのでしょうか?
年間で7〜80万円ほどの見込みです。
また申告方法なども異なるのでしょうか?
税理士の回答

行方康洋
年間収入が70~80万円であれば、給与所得で計算すると税金がかからない計算となります。事業所得であれば、経費の計算をしなければいけませんので、手間がかかると思います。また、経費の内容次第では税金がかかる可能性があります。
年間収入が70~80万円であれば、税金面と手間を考えると、給与としてもらわれる方がよろしいかと思います。
ありがとうございます。
ちなみに、委託契約の場合は事業所得ではなく雑所得になると言われたのですが、両者では申告の際に優遇措置など、違いはあるのでしょうか?

行方康洋
事業所得で青色申告をする場合は、青色申告特別控除が認められます。申告の仕方によって、10万円、55万円、65万円のどれかの控除が適用できます。
委託契約の場合、その内容や規模に関わらず、一律、雑所得になることはないと思います。
事業規模、反復継続性、取引金額などを考えたうえで、事業所得か雑所得かを判断します。
本投稿は、2021年03月24日 19時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。