海外からの給与の確定申告
日本からリモートで海外企業に勤めています。居住者です。
会社は海外にありますが、勤務している場所が日本なので、日本で確定申告が必要と理解しています。現地への出張などはありません。
この企業は日本支社などはなく、日本に何の関係もない小さな会社なので、給与は源泉徴収されておらず、現地の銀行に振込されています(以前、現地に住んでいたので銀行口座あり)現地では非居住者であり、全世界所得申告は不要です。
そこで質問なのですが、日本で確定申告する際、日本国内の普通の給与所得者同様に、給与所得控除や基礎控除、医療費控除などは受けられるのでしょうか。
それとも、海外支給の給与は何か他の方法で所得税が計算されるのですか?
また、日本と現地で1年の締めの時期が違うため、源泉徴収票がありません。どのように対応すればよろしいでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、教えて頂けますと助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

行方康洋
日本で確定申告する際、日本国内の普通の給与所得者同様に、給与所得控除や基礎控除、医療費控除などは受けられます。
源泉徴収されていませんので、確定申告で一年分の税負担が生じます。
源泉徴収票は、海外の会社が発行することはありませんので、源泉徴収票なしで、自ら給与明細などを基に給与収入を計算します。
日本の会社に勤務するよりも、事務負担は大きくなり、税負担が一度に発生することがデメリットです。
お忙しいところ、早速のご回答ありがとうございます。
よく理解できました。
本投稿は、2021年05月26日 14時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。