海外ノマドで、2パターンの働き方が想定される場合の、確定申告と居住者扱いについて。
お世話になっております。
いわゆる海外ノマドワーカーといった働き方について質問です。
自分の条件が居住者/非居住者にどう判断されるのか分からないため、お聞きしたいです。
●渡航の条件として、観光ビザでの入国あるいは就労可能なビザでの入国の2パターン想定があります。どちらも住民票を抜いた上で出国しますが、どちらのパターンも事前に渡航の期間を決定することは出来ません。また、開業届けなどは出しておらず、国内に滞在する時は実家の住所を拠点とします。この実家の住所は自分の住民票と同一のものになります。
●パターンA
日本の住民票を抜いた上で、観光ビザでの渡航。
旅行先の現地にてリモートで日本クラウドソーシング(雑所得)の仕事を継続。
=期間に関わらず、日本居住者と見なされ、確定申告が必要になりますでしょうか。
●パターンB
日本の住民票を抜いた上で、ワーキングホリデーなど就労可能なビザで入国。
現地でのアルバイトetc給与収入+日本クラウドソーシングの雑所得の仕事を継続
=現地の確定申告のみ(現地に日本円の雑所得を申告する)
または 現地+日本の確定申告どちらも必要でしょうか。
=もし現地アルバイトをせず日本クラウドソーシングでの仕事のみをする場合は、
現地での確定申告はせず、日本居住者として日本でのみ確定申告が必要になりますでしょうか。
既にたくさんの方が似た質問をされている内容で恐れ入りますが
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

出国期間が契約等で1年未満であることが明らかでない場合も非居住者とみなされますのでA,Bとも日本での確定申告は不要と思います。但し結果として1年未満で帰国した場合はA,Bとも日本での確定申告が必要になると思います。(確定申告が必要な場合に該当する場合)
お忙しい中ご返信いただきありがとうございます。
契約などはなく個人の意思での出国になりますが、日本に住む場所や生活拠点があったとしても、結果として1年以上出国している場合は日本での確定申告は不要ということですね。必要なのは海外転出届け・住民票の手続きのみで非居住者と判断されるいうことで間違えないでしょうか。訪れる国の租税条約も確認してみたいと思います。
本投稿は、2021年06月23日 10時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。