副業の収入額と確定申告について
2021年5月より深夜に仕事を始めました。収入は約10万(月額)です。
そして、7月より本業の仕事が始まります。収入は社会保険が引かれて約10万になる予想です。
質問が3つあります。
①副業の収入は88000円以内がいいのでしょうか?
②副業が本業にバレないようにするにはどうしたらよいでしょうか?
③副業で年間いくら収入があると確定申告になるのでしょうか?
回答を宜しくお願い致します。
税理士の回答

副業は、給与所得になりますか。それとも給与所得以外でしょうか。

回答します
副業が「給与所得」の前提で説明します
① 88,000円で源泉徴収税額が発生しないのは「扶養控除申告書」を提出した先の計算になります。(甲欄適用)
この「扶養控除申告書」は1か所しか出せませんので、通常「本業」先に提出します。
もしも「副業」先に既に提出している場合は、7月以降「乙欄適用」にするように副業先に伝えないといけません。
② 給与所得の場合原則は「特別徴収」(給与からの天引き)となるため、市区町村から会社に「住民税の決定通知書」が届くため、本業先で「他の収入がある」ことが判明する可能性があります。
原則は「特別徴収」であり、確定申告で「普通徴収」を申請しても認められないことが多いのですが、お住いの市区町村で確認してください。
③ 原則、給与所得者で年末調整済みの給与以外の所得で「20万円以上」の所得が発生する場合には確定申告義務が生じます。
20万円以下の所得の場合は確定申告(所得税=税務署)は不要ですが、住民税の申告は必要となります。
また、給与所得が2か所以上の場合は、確定申告をすることで所得税の精算をすることになります。
副業が、例えば雑所得のような場合
収入金額 ー 必要経費 = 雑所得で所得金額が計算されます。
返信ありがとうございます。
住民税の徴収を普通徴収にしたらバレないと聴いたのですが、結局はバレてしまうとの事ですか?

回答します
給与所得者の原則が「特別徴収」のため、市区町村によっては「普通徴収」を認めていない(応じない)ところが多いようです。
この点は、お住いの市区町村にご確認ください。
本投稿は、2021年06月29日 06時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。