2箇所からの給与所得と雑所得の確定申告について
2016年に2か所からの給与所得がありました。
A社はアルバイトで、年間所得が約116万くらいで、
B社は1カ月半の短期の派遣社員で、所得が約38万ほどです。
A社、B社ともに源泉徴収票をもらい、所得税も引かれていて、
年末調整は所得の多いA社でしてもらいました。
雑所得は、1つがアフィリエイト報酬で、3万弱の売上があり、源泉所得税が引かれて
振込がありました。
もう一つが、アンケートモニターの謝礼金で、合計で10万弱の謝礼金をもらいました。
こちらは、全て手渡しでもらいましたが、所得税はたぶん引かれていないです。
また、雑所得の経費などは、交通費や必要なものを購入したりして、約3万ほどです。
2か所からの給与所得とアフィリエイト報酬を確定申告した場合、所得税が少し戻ると思うのですが、
アンケートモニターの謝礼金のほうも申告して、所得税は別途、納める義務はあるのでしょうか?
必要ない場合、謝礼金に関しては、住民税のほうへ申告するつもりでいます。
また、よく聞く「雑所得20万以下の場合は申告しなくてもよい」などがありますが、
これらの状況の場合はどうすれば良いかわかりません。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

谷澤映吉
概略、回答させていただきます。
結論から言いますと、給与2か所、アフィリエイト報酬、アンケートモニター分のすべてを確定申告する必要があると思われます。源泉徴収されていなくても所得があれば、原則として、申告の必要があります。
なお、「雑所得20万円以下の場合の場合は申告しなくてもよい」との意味は、「年末調整された給与以外の所得が20万円以下であれば申告しなくてもよい」と理解してください。つまり、このケースの場合は別の給与があるため、「別の給与+アフィリエイト+アンケートモニター」の合計が20万円を超えているため、申告が必要になります。なお、申告する場合には、特定の所得を除外することはできません。
以上、ご参考まで。
大変分かり易い説明で、とても参考になりました。ありがとうございました!

谷澤映吉
ご返信ありがとうございました。
また、何かありましたらお尋ねください。
本投稿は、2017年03月02日 18時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。