所得税確定申告の義務について
年収1000万円程度の給与所得者です。
本年、非上場株式の配当を額面で15万円貰いました。
他の所得はありません。
少額配当として確定申告不要となるのは10万円以下のみのようですが、
私は「給与所得及び退職所得以外の所得金額の合計額が20万円以下」というものに該当し、確定申告を不要となりますか?
税理士の回答
ご記載のある少額配当の申告不要制度は租税特別措置法第8条の5に規定されていますが、一定の給与所得者の確定申告不要制度を定める条文は所得税法第121条で、給与等の金額が2千万円以下の給与所得者で、配当所得を含め「給与所得及び退職所得以外の所得金額」が20万円以下であれば確定申告不要とされていますので、ご記載頂いたご認識で結構かと思います。
なお、注意点としましては、住民税に確定申告不要の制度はありませんので、住民税の確定申告は必要になります。また、もし医療費控除等で所得税の還付申告をされる場合には、20万円以下の所得を含めて申告することが必要となりますのでご留意ください。
お忙しい中ご回答いただきありがとうございました。
よく理解できました。
本投稿は、2021年12月15日 11時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







