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別表11(1-2)貸倒損失計上の記載方法について

お世話になります。
別表11(1-2)一括評価金銭債権の明細の書き方について質問です(法人)。

このたび貸倒損失を60万円程計上しました。
期末残高(=100万円)に記載する売掛金の額は決算書の期末残である60万円を損金にした後の額を記載しております。
そこから「貸倒があったものとみなされる額(記載20)」に60万円を記入すると、期末一括評価の金額(記載24)は100万円ー60万円=40万円となってしまいます。
実態を考えると、160万円ー60万円=100万円が正しく、100万円を基準に一括評価の金銭債権の額が決定される気がするのですが・・・
①期末残高を貸倒計上前の額にすべきなのですか?
②期末残高はそのままであれば、貸倒があったものと…の欄を0円にすべきなのでしょうか?

記載方法を教えていただけますと幸いです。
宜しくお願い致します。

税理士の回答

「貸倒があったものとみなされる額(記載20)」

ココに記載するのは、会社決算上、貸し倒れとして処理していないが、実際は貸倒になっている金額です。
一定期間取引がない売掛債権で、貸倒として損金経理をしての金額は、損金経理が条件なので、ココに記載されることはありません。
貸倒なのに会社決算上、貸倒処理していない金額ですから、当初の決算が不適正だと思うものの、株主総会で承認を受けた決算書などが、会社の正式な決算書です。そのため、そのようなことが起こると想定できるため、この欄があります。

本投稿は、2022年01月24日 11時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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