在庫棚卸について
お世話になります。
確定申告に向けて棚卸をしております。以下の場合、在庫になるかならないかを
教えてください。
私は仕入れ費は物を購入した日で計上していました。例えば、
「Aという商品を2021年12/30に購入(カード決済) 2022年1/2に納品・販売開始」
上記の様な場合、仕入れ費を12/30で計上しています。
カードは即日決済で12月に切られている為です。
仕入れ費は12月に計上しているのに、Aを在庫棚卸に入れないという判断はおかしいでしょうか?
納品されていないので在庫もなにもなく、Aは含めないという認識でおりました。
仕入れ費を購入日ベースにすると、このような判断ではいけないのでしょうか。
ご教授いただけますと幸いです。
税理士の回答
回答します。
本来は商品が手元に届いた時点で仕入れに計上します。
相手先も納品、請求、決済の順番ですが、請求が先なら、あなた様の仕訳も理解できます。
今回は、納品前でも、請求されしかも決済まで終わっていますので、手元に届いていませんが、棚卸に計上する必要があります。
ご回答ありがとうございます。
あ、すみません。
決済まで終わってるというのはカード会社へと言う意味なので、実際の支払い(口座引き落とし)は翌月の1月です。
ただ、12月の時点でカードのWEBなどで確認できる「請求予定」という部分にご利用明細にはもう載っている状態です。
その場合でも在庫にする必要があるのでしょうか?
請求予定ならまだ処理してはいけないと考えます。
したがって、納品の時点で仕入れを計上してください。
ありがとうございます。
そうすると、昨年の確定申告はすべて購入日に仕入れ費を入力していたのに今年になって変更するのは問題ないのでしょうか?
以前、納品日じゃなくても購入した=その時に仕入れでカード決済はされてるから購入日に仕入れ費でも問題ないと聞いたのですが…
度々の質問で申し訳ございません。
それは確実に納品されるという前提なのでしょうが、期末の棚卸はどうするのか?私はやや疑問を感じます。
通常の取引は、納品、請求があつて、決済かと思います。品物が届いていないのに請求、決済は、本来の取引として不自然です。
そのような慣習があるなら、そのような経理もあるのかなと感じています。
海外とのやり取りですのでそうなっています。
確実に納品はされております。
その場でカード決済ですが、実際に引き落とされるのは翌月なので物は先に手元に納品されます。
もし仕入れ費を納品日ベースに変更するとしたら、それは今年突然去年と違うやり方にしても大丈夫なんでしょうか?
度々申し訳ございません。
そうですか。
確実に手元に届くのですね。
納品時点の計上の理由は、売上が計上されてはじめて仕入れの原価を処理できるのです。このため売れていないものの原価を翌期に繰越すために棚卸の処理を行います。
ものが無いのに棚卸はできません。しかし、運送途中にあるもので、あなた様のものであるとことが確実なら、海外取引なら先方から発送した記録など通関に関する記録も送られてくると思います。
そうなると、棚卸に計上して差し支えないと考えます。
海外から発送される商品の処理は、例外と考えます。
すみません、最後に1つ。
わはり在庫のことがややこしいので今後は納品日を仕入高の形状にしようと思います。
1.昨年の確定申告では仕入日に合わせて仕入高を入れていたのに、今年からそれを一新して納品日に仕入高の計上というやり方に変更することは問題ないか。
2.納品日に合わせるなら、12月に購入し1月に納品したものは在庫棚卸計上しなくて良いでしょうか。
上記2点教えていただければ幸いです。
お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
計上方法の変更は、仕入れに限らずあり得ることです。
変更した場合は、いつ、どのように変更したのか記録しておいてください。
また、12月に購入した場合というか、カード決済で購入予約したということではないですか。1月に納品、その後、クレジットが預金から引き落としということですか。
そうすると、12月は仕訳する必要はないと考えます。
1月の納品時に、
仕入/買掛金
その後、クレジット決済時点で
買掛金/普通預金
のような仕訳になると考えます。そうすると、仕入れは1月に計上されますので、棚卸しは必要なくなると考えます。
何度も大変ご丁寧にご回答いただき本当にありがとうございます!!
はい、購入予約ではなく普通にカード決済で購入です。
今後は納品日に合わせて仕入高を計上いたします。
またそれに合わせ、在庫棚卸も12月までに納品されたもので作成いたします。
わかりやすくご教授いただきありがとうございました!!
本投稿は、2022年02月13日 15時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。