社会保険料控除 青色申告か、配偶者(会社員)の確定申告か
今年初めて夫が青色申告するのですが、ネットの記事で、収入が高い方(税金を多く支払っている方)で社会保険料控除した方がお得と読みました。以下の条件の場合、夫婦どちらが申告した方が得になるでしょうか。
・夫(青色申告の個人事業主) 妻(会社員)
・妻の方が年収が100万円ほど高い
・国民年金(妻名義のクレジットカードで支払い)、国民健保(妻名義の銀行から引き落とし)
私は会社員で年末調整済ですが、ふるさと納税をしたため、自分で確定申告します。もし夫自身が社会保険料控除を受けた方が節税できるようであれば、私が立替た社会保険料を夫の銀行口座から貰い、支払い実績を作るつもりです。
アドバイスどうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

社会保険料控除は、実際に社会保険料を支払った方が適用できます。
したがって、国民年金保険料と国民健康保険料について、社会保険料控除できるのは、保険料を支払っている奥様です。
国税庁HP: 社会保険料控除
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1130.htm
松井先生、早速のご回答ありがとうございました。
今年は妻が確定申告し控除適用としたいと思います。
追加でお尋ねしたいのですが、節税という観点から言えば、どちらが効果が高いと考えられるでしょうか。来年、夫婦のどちらが払うかの参考にしたく存じます。

一般論としましては、所得が上がると税率も上がるので、所得が高い方が所得控除を多く受けた方が節税になります。
本投稿は、2022年02月17日 11時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。