貸借対照表の事業主貸が売り上げより多くなります
開業5年目で税理士さんを探していますがなかなか縁がなく、今季はひとまず会計ソフトを使いはじめました。貸借対照表の金額で売り上げ以上の数字が入る点について教えてください。
事業用とプライベートで口座を、分けていないため、仕事に使うものを支払ったものはプライベート資金(事業主借)として、プライベートで口座から使ったお金は事業主貸として処理しています。
300万ほどの売り上げがありますが、完成した貸借対照表をみると、事業主貸が400万前後、事業主借が250万ほどになります。
この400万という数字は売り上げを超えて良いものなのでしょうか?
(ちなみに経費総額は180万前後です)
また、それぞれの期末の一番下の合計金額が380万円前後と、こちらも売り上げ以上の金額が表示されているのですが、そもそもこの数字は何を表しているのでしょうか?
税理士の回答
事業主貸や事業主借の金額が売上を上回ったとしても、なんら問題ありません。
事業主貸と事業主借は、「元入金」(事業のもとで)の子勘定というべきであり、期中は元入金を動かさないで、事業主借、事業主貸で処理し、次期の期首に、元入金に振り替えることになります。
事業主借は元入金にプラスする勘定科目であり、事業主貸は元入金をマイナスする勘定科目です。
国税庁HP「青色決算書」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r03/10.pdf
本投稿は、2022年03月10日 23時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。