専従者給与の確定申告つきまして
専従者給与を個人事業主が申告した場合にかかる専従者の税金について質問です。
個人事業主が専従者給与を確定申告した場合、専従者自身は専従者給与の所得の確定申告をする必要はないのでしょうか?
専従者自身は確定申告をしなくても、税金の支払い通知など自動的に自宅に届いたりするのでしょうか?専従者の所得に対しての税金は専従者自身にかかるのでしょうか?
宜しくお願いいたします。
税理士の回答

専従者給与については、事業主が年末調整をすれば確定申告は不要になります。年末調整をしない場合、年収が103万円以下であれば確定申告の義務はありません。103万円をこえれば確定申告が必要になります。

個人事業主が専従者給与を確定申告した場合、専従者自身は専従者給与の所得の確定申告をする必要はないのでしょうか?
→年末調整がされているのであれば、確定申告不要です。
(給与以外の所得はないものとして回答しております。)
専従者自身は確定申告をしなくても、税金の支払い通知など自動的に自宅に届いたりするのでしょうか?
→住民税については賦課課税なので、給与支払報告書の情報を基に、自治体が計算して通知書を6月頃に送ってきます。
専従者の所得に対しての税金は専従者自身にかかるのでしょうか?
→はい。その通りです。
迅速なわかりやすい回答ありがとうございます!
年末調整を事業主側でした場合、住民税は自宅に通知書が届き、先従者の給与所得の税金は事業主側が支払いを行うのでしょうか?それか、専従者の給与所得の税金の通知も別に自動的にくるのでしょうか?よろしくお願いします。

給与支払報告書を市区町村に提出して特別徴収(給与天引)にすれば、事業主へ納税通知書が送付され給与から天引した住民税を事業主が支払います。
特別徴収にはしていないため住民税は専従者自身が支払い、個人事業主側が年末調整をした場合、専従者の給与所得税の支払いは個人事業者側が行うという認識であっておりますでしょうか?

相談者様のご認識の通りになると思います。
本投稿は、2022年04月07日 12時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。