不動産取得価格不明ですが明確に記憶がある場合
相続した実家の売却にあたり、取得価格が証明できる書類や金融機関の記録が見つかりませんでしたが、物件は両親が昭和50年に住宅会社から購入しており私自身は小学生でしたが購入価格の記憶もあります。住宅会社には契約金額がわかる記録は残っていませんでしたが、顧客情報は残っており、オーナー名(父親)と物件情報、引渡日等が記載された個人情報書類と建築図面データを入手しました。記憶にある購入金額の裏付としてこのハウスメーカーの書類に加え、当時の公示価格と建築費目安による推定計算を使用して確定申告を進めることは、可能でしょうか?またこの内容で税務署へ事前相談することは無意味でしょうか?
アドバイスを頂けるとありがたいです。よろしくお願いします。
税理士の回答

中田裕二
契約書等がないというだけであり、取得価額が分かっているのであればその価額で申告してかまいません。
証拠書類の提出は不要です。
念のため誤認がないかを確認のうえ申告するわけですから、より確実といえるでしょう。
もしも税務調査があった場合には契約書等で立証はできませんが、取得価額とした理由を説明・主張してください。
申告納税制度ですので事前相談しても最終的には「お考えのとおり申告してください」ということになると思われます。
ご回答頂きました考え方で進めてみます
大変参考になるアドバイスありがとうございました
本投稿は、2022年08月09日 17時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。