確定申告の必要があるか無いか?
現在76歳になる人の代理で相談させて頂きます、が、その方は30代に15年間海外に留学していてその間に「年金」の事は全く頭に無く国民年金を納めていなかったそうです。帰国後働き始めるようになり、収入もあることから役所で「遡って払いたい」と申し出たものの当時は不可能だったようで、結局、少ない年金で生活するようになってから、両親が残した土地を貸し出し、7年位前から月々20万円ほどの収入があるそうですが、その方の考えとしては得られている年金も少ないのだし土地を貸している事による賃貸収入は必要ないだろう、、と考え確定申告はしないままだそうですが、年金額が少ない場合申告は必要ないでしょうか?
税理士の回答

行方康洋
土地の貸付けは不動産所得になります。不動産所得は、原則として確定申告が必要です。
回答します。
年間240万円の不動産収入があり、経費は固定資産税ぐらいしかないと思いますので、明らかに確定申告が必要だと認められます。
このような場合、税務署から指摘されて申告するのと、自ら申告するのとでは加算税の額が異なりますので、早めに自ら税務署で申告することをお勧めいたします。
丁寧なご回答ありがとうございました。当人には早速電話してその旨を伝えました。
必要書類を集めて早めに申告に行く、と言っていました。
本投稿は、2022年08月18日 15時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。