イギリス在住・日本とオンラインで働いている場合の納税国に関して
2022年4月より家族の都合で英国に住んでいます。
現在基本的にはフリーランスでデザイナーをしており、一部契約社員として働いています。
※契約社員の所得税は会社側で引いていただいています。
来年2023年5月頃には日本に帰国予定です。
納税に関して調べていたところ、居住者・非居住者の定義に「1年以上or未満」があると思いますが、次の確定申告時にはまだ1年経っていないので”居住者”の扱いで日本に確定申告する形で問題ないのでしょうか?
2023年分も気になりますが、取り急ぎ2022年分をお伺いできればと思います。
本件に関しては、いろいろな記事があがっており、そちらも拝見していますが、
自分のパターンだとどうなのかがいまいち分からず相談させていただきました。
不足情報などあればご指摘ください。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

土師弘之
1年以上の予定で海外に移住する場合は、「出国」の日から「非居住者」となります。1年経過かどうかで判断するのは1年以内に帰国する可能性がある場合です。下記の質疑応答事例を参考にしてください。
https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/gensen/01/02.htm
したがって、2022年1月~3月分は居住者として確定申告する必要がありますが、原則として出国までに申告しておく必要があります。ただし、納税管理人を届けて、来年2月~3月の確定申告期に、代わりに確定申告を代行してもらうこともできます。
なお、2022年4月~2023年5月分は英国で申告することになります。
非居住者となった場合の源泉所得税は、居住者の場合と課税方法が異なりますので、確認しておいた方がいいと思われます。
細かくご丁寧にご回答いただきありがとうございます。
出国時に納税管理人を届けているので、来年の確定申告時に2022年1月〜3月分は対応いたします。
2022年4月以降の分は英国で、とのこと承知いたしました。
非居住者の場合の源泉所得税の方も確認いたします。
大変助かりました!ありがとうございます。
本投稿は、2022年08月18日 22時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。