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海外在住時に発生をした収入について

お世話になっております。

海外在住者【非居住者】の収入に対する納税や申告について教えていただけないでしょうか。
【状況】
9月よりヨーロッパにて1年以上生活をするため、海外転出届の提出を行い非居住者となりました。給与については9月25日までは現在勤めている会社より給与が発生するため、知人に納税管理人となって頂き勤め先からの給与分の確定申告を行っていただきます。
現在、クラウドソーシング【クラウドワークス・ランサーズ】を活用し、海外在住の状態で日本の口座に給与が発生をしている状態ですがこの所得については別途国内にて申告は必要なのでしょうか。
その他国内にて事務所や恒久物は無く、不動産や土地といった所得の発生はありません。

国税庁の公式HPを確認したところ、非居住者が国外で得た所得(日本国内から受注した仕事であっても)については原則申告不要と解釈をしたのですが間違いないでしょうか。
(居住国での申告は必要)

お忙しいところ恐縮ですがご回答いただけますと幸いです。

税理士の回答

ご質問者様がお調べいただいたとおり、非居住者が国外において行う勤務又は役務の提供にかかる所得(日本国内から受注した仕事であっても)は日本で課税の対象となりません。

林様

早々のご返信ありがとうございます。
もう一点教えていただきたいのですが、クラウドワークス・ランサーズ等のクラウドソーシングにて、登録した住所が日本のままである場合は日本で課税をされるのでしょうか。

登録時点→東京都
現在住居→海外

課税対象の基本は住民票の有無が判断基準だと認識しておりましたが、登録住所が日本の場合は日本で働いたこととなるのか判断に迷っておりました。

お忙しいところ申し訳ございませんが、お手すきの際にご確認いただけないでしょうか。

クラウドソーシングの登録住所が、居住者又は非居住者の判断に直接、影響することはないと思います。居住者、非居住者の判断は国内に住所を有しているかで判断し、ここでいう住所とは個人の生活の本拠をいい、客観的事実によって判定することになります。所得税の観点からは、住民票の有無は判断の一要素にはなりますが、それだけで居住者、非居住者を判断するわけではございません。ご質問者様の場合、海外で1年以上生活をする予定であること、海外転出届を提出されていること、及び国内で住所とみなされるような資産がないようなので、一般的には非居住者として取り扱われるものと思います。

本投稿は、2022年09月03日 21時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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