永住米国人の夫が親から住宅購入資金援助を受ける予定だが、米国内の夫婦共同名義口座にふりこまれたら?
永住米国人の夫がマンション購入資金を米国在住の親から援助される予定です。
親の米国内の口座から夫と私の共同名義の米国内の口座に振り込まれた場合、私も贈与税を支払う必要がでてしまいますか。必要な場合、振り込まれた金額にたいする夫婦のそれぞれの割合はどうなるのでしょうか。
また、住宅購入資金援助の非課税制度利用のためには、親子関係を証明する書類が必要なのだろうと推察しますが、米国には戸籍制度が存在しません。どのような書類を用意すべきでしょうか。
税理士の回答
日本には「共同名義口座」というものは存在しないため、妻への贈与を避けるためには、親から夫への贈与であることを証明するものが必要になります。例えば、「贈与契約書」や「覚書」が該当すると思われます。
また、親子関係を証明するものは「戸籍の謄本その他の書類で当該特定受贈者の氏名、生年月日及び当該住宅取得等資金の贈与をした者が当該特定受贈者の直系尊属に該当することを証するもの」となっていりため、「戸籍謄本」に限りません。
「出生証明書」など、アメリカで通用している「生年月日」及び「親子関係」がわかるものであれば問題ありません。ただし、日本語訳を付す必要があります。
回答ありがとうございました。親からの覚書などがあれば、口座が共同名義であっても差し支えないとしり、安心しました。高齢の親にとって、(夫名義の)日本の口座に振り込むのは難しいようだったので。
また、出生証明書でも、という情報もありがとうございました。
本投稿は、2023年01月08日 11時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。