法人からの贈与についての取り扱い
合同会社から個人への金銭の贈与についてお伺いをさせて頂きます。
この度、妻を代表社員(社員は妻のみ)
とした合同会社(以下甲)を下記の背景から設立予定です。
【背景1】
現在進めている個人事業で大きな取引の見込みがあり、税引後利益はおよそ5000万円程を見込んでいます。
また、私の会社が来年から副業禁止のため、節税を考えて現在専業主婦である妻を代表社員として甲を設立予定です。
その際、妻の役員報酬は0にすることを考えています (扶養内控除維持のため)
【背景2】
甲から、登記上、甲とは第三者である私(代表社員である妻の夫、以下乙)に対して、税引後利益のうち4500万ほどを寄付金として贈与したいと考えております。
【ご相談内容1】
この場合、乙が贈与された金銭は一時所得として考えて差し支えありませんでしょうか。
【ご相談内容2】
また、今回の甲から乙への贈与について、甲に対して別途課税が発生するといったことはありますでしょうか。
何卒ご指導の程宜しくお願い申し上げます。
税理士の回答
【ご相談内容1】について
法人から個人への贈与は「一時所得」に該当します。
【ご相談内容2】について
法人甲には「寄付金損金不算入」が適用されます。寄付金の大部分が損金に計上されず課税対象となります。
本投稿は、2023年01月22日 21時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。