高額資産をもつ祖母より相続するにあたって
祖母から10年前より数年ごとに生前贈与を受けています。額は夫婦それぞれで年110万以下で贈与税にあたらないと思っています。祖母は何かある時にはスッと大金を出される人でした。
ただ父が税理士に相続税、贈与税の相談したのですが、『母親がそんなに資産を持っているなんて怪しい。女性で1億超えの資産はありえない。相続すると犯罪に巻き込まれる。税関係では周知の事実であり税理士の世界では常識』と言われたそうです。祖父は従業員2.3名の自営業を営み、20年前に閉業。12年前に他界しています。祖母はかなりの節約家ですが、個人でも化粧品や洋服の販売、他にも仕事をしていましたので仮に本当にその額以上を持っていたとしてもおかしくありません。ただそれを言われた父は私達孫にも2度と祖母から現金を受け取るなて言っています。
そこで質問なのですが、本当にこの女性差別のような常識が存在するのでしょうか。ちなみに父親は最近認知症なのかその税理士に催眠術をかけられたとも言ってます。
また祖母は10年前に大病を患い通院にかかる交通費や治療機器代、祖母家のリフォーム費と一緒に生前贈与を父に渡しているようで(母への生前贈与含む)、年数百万ということもありいったん預金しており、それら全額に贈与税がかかるのかと悩んでいます。額的には残額が年200万程度の残金です。
税理士の回答
国税OB税理士です。税務署では相続税贈与税の担当部署の管理職をしておりました。また、相続税担当の特別国税調査官として高額な相続税調査を行ってまいりました。昨年退職後は、【相続税に特化した税理士事務所】を開業し税理士会主催で、税理士を集めて相続税の勉強会の講師も行っております。
記載の税理士さんは、ご年配の方なのでしょうか?また、相続税のことをあまり知らないし、「税理士の世界なら常識」との発言ですが、私自身は初耳ですので、すべての税理士がそのような考えを持っているとは思わないでください。
本件の内容については、祖母のことや父に渡されているお金など個別性の強い内容ですので、個々に内容を精査しないと判断できません。贈与税が課税になる部分があれば申告が必要です。
私自身は、遠方の方の相談も受けていますし、相続税対策の相談も行っております。
どちらにしても、相続に強い税理士を探されることをお勧めします。
早速のご対応誠にありがとうございます。父は他にも色々聞いたようでノイローゼ気味になっており、今後税理士の立ち会い、話し合いは私と弟がする予定です。
そのようなことを言っている税理士は、私見ですが変更されたほうがいいと思います。
私自身は、一般の方も納得いくように説明を行います。私でなくとも探して、相談されたほうがいいと思いますよ。
本投稿は、2023年07月16日 19時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。