6000万円の贈与
約20年間で6000千万円の贈与を両親から受けました。一度も贈与税申告はしてません。贈与は全て現金で手渡し。タンス預金で実家に置いて居ました。母が他界(2017)し、実家に現金を置いておくのは危ないので私の口座(6つ)に分けて、2017年の10月から12月の3ヶ月間で全てを現金入金しました。
贈与については私がメモ書きしたノートしか証拠として残っていません。
相続申告もあるので、ちゃんと贈与申告をしようと思います。
2017年の贈与は500万円ですが、口座への入金は総額5000万円になるので
やはり5000万円を申告することになるのでしょうか?
税理士の回答

まず原則としてのお話になりますが、
お母さまが2017年にお亡くなりになっているということですので2017年の500万円は贈与税の申告ではなく相続税の申告になります。
次に20年で6000万円の贈与を受けたということですが、5000万円預け入れ残りの1000万円はどうしたのでしょうか?
20年の間にお使いになったとの前提ですが、1000万÷20年=年50万 ということになるので、これは贈与であったとしても低額なので特に何もないと思います。
またここが一番重要ですが、贈与の履歴がメモ書きのみで、贈与税の申告がなく、実家でのタンス預金で置いてあったということはそもそも贈与ではなく
お母さまの名義財産として相続税の課税対象となる可能性が高いです。
つまり今回のケースで言えば20年で6000万円の贈与ではなく、
お母さまがお亡くなりになったことにより5000万円の相続を受けたと解釈される可能性が高いということです。
ちゃんと贈与税の申告をしようとされていることころを見ると、非常にまじめで納税意識が強い方だと思いますので、回答させていただきました。
本投稿は、2017年12月25日 02時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。