住宅ローンの繰り上げ返済による贈与
現在妻と共働きで、世帯年収は年齢平均くらいです。
妻が貯金担当となっており、結婚後に私名義で購入した住宅ローンの繰り上げ返済を妻の貯金から行うことになっております。
いろいろ調べているのですが、贈与になるという意見と贈与にならないという意見があります。
また、贈与になるが庶民は調べられることはないから気にしないでよいという意見や相続税の調査で発覚するという意見もあり、若干混乱しております。
共有財産だから大丈夫という意見もあります。
専門家の立場からご意見いただけますと幸いです。
税理士の回答
あなた名義のローンであり共有ではありませんから、あなたが返済しなければなりません。
奥様が返済すれば贈与になります。
奥様の貯金にもともとあなたの貯金も含まれているならば、それを立証できなければなりません。
通常、税務署がこの事実を把握することはありませんが、まさに相続時の銀行調査で把握される可能性が高いです。
中田先生
ありがとうございます。
今回の繰り上げは300万円ほどですが、相続時に口座を調べるのは最大10年分と聞きました。
相続が10年以上先だった場合は気にしなくてもよいとなりますでしょうか。
もちろんきちんと申告するのが良いのは分かっていますが、現実問題としてどうなのかを知っておきたく思っております。
お考えのとおり、原則、銀行調査は最大10年間です。
税務調査の問題ですので、どうするかはご自身でご判断ください。
本投稿は、2024年05月28日 10時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。