不動産の名義変更時にかかる費用について質問です
現在妻と二人で住んでいるマンションが下記のような状況になっています。
名義:妻、妻の母、妻の父(持ち分比率は20:20:60)※妻と妻の母は頭金を支払っています
住宅ローン:妻の父
将来、マンションの名義を私と妻の二人の名義に変更することを考えています。ローンは完済するまで妻の父に肩代わりしてもらい、完済後に妻の父にローン総額を返済します。そのため、毎月私の口座から夫婦共有の口座(口座の名義は妻)へローン月額分を振り込んでいて、義理父への返済金をプールしている状況です。
10年後にローン完済となりますが、完済後に名義を夫婦共有名義に変更する場合、それまでプールしてきたローン総額を義理父に返済することは贈与という扱いになり、義理父に贈与税支払いの義務が発生するのでしょうか?
また、妻の母は頭金を支払っているので、名義を夫婦に移す際、それも贈与という扱いになり、我々夫婦に贈与税支払いの義務が生じますでしょうか?
将来名義変更をする際、どのような費用が発生するのかを知っておきたく、お知恵を拝借できれば幸いに存じます。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
無償で不動産をもらう場合は贈与になり、有償で不動産をもらう場合は、言い方を変えれば、義理父の持分を相談者が購入することと同じになるので売買となります。
ご質問の場合、10年後に義理の父から持分を購入することになるので、まず義理父は譲渡所得の申告が必要となり、義理父に渡す金額が相場とかけ離れていた場合は、贈与税の申告が必要となる場合があります。
次に義理母の名義を夫婦に移す場合は贈与になりますので、評価額が110万円を超えていれば贈与税の申告が必要です。
本投稿は、2018年02月27日 13時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。