住宅ローンに対する贈与税に関する質問です
15年程前に主人名義で住居を購入し、残りローン残高が1000万ほどになります。
高齢になる私の両親が、残りローンを税金対策の一つとし出してくれるような話になっているのですが、その際贈与税などは本当に発生しないのでしょうか。
色々調べたりしているのですが177万贈与税が発生する…や、1100万までは非課税になる…など様々な記載があり自分でははっきりとした解答に至りませんでした。
こちらの情報不足な所も多々あるかと思いますが、ご回答いただければ幸いです。
税理士の回答
住宅に関して親御さんから資金援助を受ける場合の贈与税の特例について、「住宅資金の非課税の特例」や「相続時精算課税制度」がありますが、いずれの特例も実の親御さんからの贈与についての特例のため、あなたの親御さんから御主人の債務の返済のための資金の贈与はいずれの特例にも該当しません。
このため、1,000万円の贈与額に対して231万円の贈与税が発生します。
また、ご質問にある1,000万円に対する贈与税177万円は実の親御さんから1,000万円の贈与を受けた場合の贈与税額となります。ただし、あなたの親御さんとご主人が養子縁組していれば、実の親子間希有と同様となりますので、特例は適用可能です。また、特例を適用しない場合の贈与税額もご質問のとおり177万円となります。
池田康廣 様
よく分かるご説明、ありがとうございました。
なるほど、名義が主人であれば他人への贈与と変わらないのですね。
上記回答を参考に、また両親と相談してみます。
拙い状況説明にも関わらず丁寧に説明してくださりありがとうございました。
本投稿は、2024年08月14日 12時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。