妻が親が作った妻名義預金を住宅購入資金に贈与税なしで流用出来るでしょうか?
今回住宅を購入するにあたり、妻の親が資金提供を申し出てくれました。以前から妻名義で口座を作っていたようです。これを私名義の住宅購入資金にと思いますが、結婚はまだ20年未満なので、通常なら年間110万円までが贈与税にならないと思いますが、金額はこれ以上なので何か良い方法が無いかというのが質問です。
また贈与以外にもし妻と借用書を作り、借り入れたとした場合は贈与税にならないのか?また金利はどれくらいが妥当なのか?教えていただけれ幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

まずは、奥様名義の預金の真の所有者は誰なのかを明らかにすることが必要です。
名義人である奥様に合法的に贈与されたものであれば、奥様の預金と言えますが、贈与の実態がなく単に名義だけの預金であれば、真の所有者は奥様の親御さんになります。
預金の真の所有者を明確にしたうえで、次にその活用方法を考える必要があります。
奥様の預金の場合には、①奥様から借用して使用するか、②奥様が出される金額に関しては奥様の名義で登記することで贈与税は回避できます。
奥様の親御さんの預金の場合には、①親御さんから借用するか、②奥様が親御さんから「住宅取得資金の贈与の特例」を使って資金の贈与受けて奥様の名義で登記するか、又は③親御さんが出される金額に関しては親御さんの名義で登記することで、贈与税の課税を回避することができます。
以上、ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。贈与税の回避を検討します。
本投稿は、2018年03月18日 07時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。