被贈与者からの贈与の取り消し
被贈与者が贈与を取り消したいが、贈与した側がそれに応じない場合、被贈与者ができることをご教示いただけないでしょうか。
経緯は以下になります。
①数年前、被贈与者-贈与者間で110万以上の贈与があった。
②①の時点で、被贈与者は贈与税の存在を知らなかった。また、特に書類も残さなかった。贈与されたお金は贈与者の口座から被贈与者の口座に移した。
③最近、贈与税に当たるのではと知り、計算したところ払える額ではなかったため、贈与された全額を贈与者に返金したいと申し出た。
④贈与者側は、それを許容しないため、手元に贈与税が払えない額の贈与が残ってしまった。
贈与者が応じない理由は、税金に対する意識が低いため。必要性を説明しても話も聞いてもらえない。
本当に困っており、どうかご教示いただけますと大変幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
税理士の回答
税務署側の観点から回答します。
贈与税を知らなかったとしても、贈与成立から数年が経過しているため、贈与税を知った時点で期限後申告納税をすべきです。
ご回答ありがとうございます。
承知しました。
度々申し訳ございません。
今後も相手から一方的に贈与され、かつ返金を許してくれない場合、こちら(贈与された側)はどうすれば良いでしょうか?
今後も発生しそうで悩んでおります…。
贈与はあげますもらいますという双方の合意により成立します。
数年前とは異なり、あなたがもらう意思表示をせず相手が返金に応じないのであれば、「供託?」の手続きをとり対外的に贈与を受けていない証明をすればよいと思われます。
ただし、そこまでしなくても、贈与しないように相手を説得したり、贈与を受けて贈与税申告納税をしてはいかがですか。
ご回答ありがとうございました。
遅くなってしまいましたが、私自身のことではなく、知人の話で、贈与者と対等なコミュニケーションが難しく、説得は難しいためご相談しました。
確かに払うべきものを払ってしまうのが一番ですね。ありがとうございました。
本投稿は、2025年03月02日 12時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。