母が200万を自分の口座に入金した場合、贈与税がかかるか?
先日、母が息子である私の口座に200万入金しました。
タイトルでは贈与税...と言っていますが、気がかりなのは入金方法が「振り込み」ではなく「預け入れ」である事です。
母は私名義のキャッシュカードを持っており、そのキャッシュカードで入金した様です。
よって出所不明の現金200万を私が預け入れた様に見えるので、所得税ないしは年末調整への影響を懸念しています。
以上の内容から、かかってくる税金はどの様になるでしょうか。
税理士の回答

出澤信男
贈与をした贈与を受けたことを互いが合意していなければ贈与になりません。
なお、所得税ないしは年末調整への影響はないです。
母親から200万円の入金があったとのことですが、実際にご相談者様が自由にそのお金を使える状況にある等、その実態が贈与であると判断される場合には贈与税の申告が必要となります。(贈与税の申告期限は令和8年3月16日)
なお、その際に暦年課税か相続時精算課税を選択するかによって税額は変わってきます。
200万円をあなたが贈与として受け容れる意思がないのであれば、速やかにお母様に戻すべきでしょう。そのままでは、税務署に贈与と認定されてしまう可能性があります。なお、戻した場合には後からでもそのことがわかるようにしておくべきでしょう。
贈与として受け容れるのであれば、贈与税の申告と納税をすべきでしょう。
また、戻すにしろ贈与とするにしろ、いずれであっても所得ではありませんので、所得税の課税対象額になることはなく、年末調整への影響もありません。
本投稿は、2025年06月19日 21時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。