住宅購入の夫婦での持分設定について
結婚して7年の夫婦です。この度5000万円の住宅を購入します。頭金1000万円、ローン4000万円(妻が連帯債務者)です。夫婦共働きで収入はおよそ1:1です。住宅取得の頭金にと、これまで妻の定期預金に夫婦で出し合い、1000万円を築きました。1年ほど前から夫名義の証券口座で株式投資をはじめ、この夫婦で貯めた1000万円を移したうえで元手として増やしてきました。
今回の頭金はこの株式を一部売却して充てる予定ですが、持分を1:1とすることに贈与税等の問題はありませんでしょうか。不動産会社への振込みは全額夫の口座から行う予定です。
また、投資をはじめた頃から妻の収入を全額生活費に充て、夫の収入を全額投資(貯蓄)の資金に充てており、今後もこのスタイルを継続するつもりです(妻には投資に興味がありません)。
こちらも税務的に問題はありませんでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

門田睦美
生計の範囲内での、配偶者との資金の異動に関しては贈与の考えはないのですが、不動産等の購入になると国税庁は贈与を認識するとの立場をとっております。したがって相談者様の口座から振り込まれた部分は、相談者様の持ち分と原則は考えます。今回のお話であると500万円が贈与ということになるのかもしれませんが、当該金額は生計費の数年分に過ぎないと思います。また奥様も働いているということで、持ち分に関して疑義が問われることはないと思います。一般家庭に調査の入ることもまずないと思いますし。、どの部分を支払っているということをしっかり認識しておけば問題ないと考えます。
本投稿は、2018年10月03日 11時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。