兄弟間の贈与税に関して
土地の名義は母で、建物の名義は、自分(兄)ですが、建物のローン残高310万円を弟に贈与してもらい完済する代わりに、建物の名義は、弟に変更します。この場合、贈与税と言う形で税務署に申告したらいいんでしょうか?あと納税額は、20万円でよろしいんでしょうか?なにか良いアドバイスがあれば、お願いいたします。
税理士の回答
ローンを弟さんに負担してもらう代わりに建物を贈与するということであれば、負担付贈与になります。
この場合、建物は通常の取引価額(時価)となり、建物価額-ローン残高が贈与税の課税価額となります。建物の時価が分りませんので、ここで贈与税額を算定することは出来ませんことをご了承ください。
負担付贈与については、以下のリンクをご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4426.htm
建物価額は、どうすれば分かりますか?
ちなみに、平成30年度固定資産税の納税通知書の家屋課税標準額は、2462000円です。
この価額が、正しければ贈与税を教えて下さい。
あと、弟も名義変更する時に、贈与税はかかりますか?
固定資産税評価額は参考にはなると思いますが、取引価額は不動産業者などに聞くしかないと思います。
贈与税の納税義務者は財産をもらった方、つまり弟さんになります。
それでは、弟から310万円贈与されても、私は、特に税務署に申告に行く必要は、ないのでしょうか?まったく無知ですみません。
弟さんにローンと一緒に建物を贈与しその後のローンは弟さんが返済するということではなく、建物をご相談者様のローン残高で売却してご相談者様はその代金でローンを完済するということでしょうか?
そうであれば贈与ではなく親族間での売買になると思いますので、ご相談者様は譲渡価額-取得原価で所得が生じれば不動産譲渡所得の申告が必要となり、弟さんは申告は不要となります。
実は先日、ロ―ン残り分を一旦私の貯金で完済しました。近日中に、弟から全額(ロ―ン残り分)返してもらう形です。
その後、弟が建物の名義人になります。
その場合、前田さんが言われた通り、親族間の売買になるんでしょうか?
あと、譲渡価額とは、弟からもらう310万円の事でしょうか?
それと、取得原価とは、なんでしょうか?算出方法も教えて下さい。
税務署にも行った事もなく、まったく税金に関して無知なので、専門用語を言われても全く分かりません(すみません🙇)
あまり難しいのであれば、地元の税理士さんに相談したほうがいいのでしょうか?
良いアドバイスお願いいたします。
表面的には310万円で弟さんに建物を譲渡したということになろうかと思いますが、個別の事情で判断する必要があるように思いますので地元の税理士に相談されることをお勧めします。
前田さん、貴重な時間をさいて相談にのってもらい、大変ありがとうございました。
本投稿は、2019年02月24日 15時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。