生活費の援助
自分の祖父母から、日頃貯めてくれていたお金を生活費の足しにする為に現金で受け取って、自分の口座に入金するとなると、贈与税はかかるのですか?
税理士の回答

祖父母などの扶養義務者から行われる贈与で、「通常必要と認められる生活費・教育費」に充てるために行われる贈与は、贈与税の対象外です。ただし、贈与税の対象とならない生活費や教育費となるためには、「必要な金額を必要な都度直接これらに充てる場合」です。
よって、質問者さんの口座に入金するのは問題ないですが、例えば、数年分の生活費等をまとめて渡され、その財産が預貯金となるような場合は、贈与税の対象となります。
簡潔にいうと、その援助してもらったお金を貯金に回すと贈与税がかかってくるということですよね?

簡潔に言うと、そのとおりです。
そのいただいた援助で、生活費の足しにするのと、家具家電を購入したり、衣服を購入したり、バイクを購入したりするのは大丈夫ですか?

家具家電の購入等も世間一般の常識な範囲内であれば問題ないです。質問者さんの周りで、ごく平均的な家具家電レベルなら、生活に必要なものであるため大丈夫です。なお、バイクを生活費に入ると考えるのはどうかなと思います。ただ、贈与税の基礎控除(110万円)で収まるなら、どちらにしろ、贈与税がかかることはありません。
わかりました。
わかりやすく教えていただきありがとうございました。
本投稿は、2019年10月12日 12時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。