認知症の父のタンス預金
父は認知症でグループホームに入っていますが、父のタンス預金をどうしたものか母が苦慮しています。今は母が父の入居料や自分の生活費を父の年金のみ入ってくる口座からATMで引き出しています。タンス預金は盗難等が心配です。高額な父のタンス預金を母の口座に入れると、①贈与税が課されたり、父の死亡時に追徴課税されたりするのか②父のお金だと知られると母の口座に入れられなかったり、凍結されるのか③預り証という言葉聞いたことがあるのですが、預り証を作成すれば一時的に母の口座に入れられて、生活費に使えるのかの3点を知りたいです。父は5分後には同じことを繰り返すくらいの認知度です。
税理士の回答
①②お父様所有の現金ですからそれをお母様の口座に入金してしまうと贈与とみなされてしまいますのでやめたほうが良いです。
③預かり証の意味は不明ですがお母様の口座には入れずに、入居料や生活費としてその都度支出すれば贈与にはなりません。
なお、手元に残しておく金額以外はお父様の口座に入金してはいかがですか。
ご回答ありがとうございます。
ある程度手元に残し、それ以外を父の口座に入金する場合、父が認知症だと銀行に知られると口座凍結される可能性はありますかね。
認知症を理由に銀行が口座凍結するなどということは私は聞いたことがありません。
ただし、お父様の口座は凍結されないにしても、本来は成年後見人を指定し、管理されるべきです。
回答ありがとうございます。口座凍結という用語がないのかもしれませんが、実際に知人で、認知症の母親の口座から息子さんが窓口で入居料に使うお金等をおろそうとしたらおろせなくなって困ったという話を聞いてきた母が、タンス預金を始めたそうです。NHKのあさいちや介護のお金のネット記事にも沢山同様の話が載っていて心配になったのでした。そうですね、成年後見人のことも、もっと勉強していきます。
本人以外が、窓口で頻繁に出金したからではないでしょうか。
ATMでは、銀行側も誰が出金したか分かりようがないので、凍結はないと思います。
なるほど、よくわかりました。丁寧なご回答ありがとうございました。
本投稿は、2020年03月11日 20時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。