住宅取得等資金の贈与金は、どのタイミングで利用したかの申告が必要なのか
住宅取得等資金の贈与を受ける予定ですが、どの段階で贈与金を利用するかを検討しています。
そこで以下2点に関して質問です。
・どの口座に贈与金を入金したか、贈与金がどのタイミングの支払いで利用されたか等、贈与金の流れや証明できる書類の提出等が必要になるのでしょうか。
・また、住宅取得における贈与税申告の際は、一般人でも必要書類を準備可能でしょうか。
手間がかかったり、素人ではミスが起こりやすいのであれば税理士への依頼を検討しようかと考えています。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
住宅取得資金の贈与の非課税制度の適用を受ける場合には、3つのタイミングを間違えないようにすることが重要です。1つでも欠けるとアウトです。
1.住宅取得日より前に贈与を受ける(購入代金を支払う直前(住宅の引き渡しを受ける直前)がベスト)
2.贈与の年の翌年3月15日までに住宅を取得し居住開始する
3.同翌年3月15日までに贈与税の申告をする(期限後は不可)
『住宅取得資金の贈与』だったことにしようと事後的に特例を適用することは不可能ですので、購入前のタイミングでしっかりと全体像を把握するようにして、書類を準備できるようにする必要があります。
申告に必要な書類は、国税庁のホームページに掲載されていますので、よく確認しておいてください。
なお、どの口座に入金するかは自由ですが、住宅取得資金の流れがわかるようにまとめておいた方が、後日、資金の流れが説明しやすくなります。
返答ありがとうございました。
資金の流れを説明できるようにしておきます。
本投稿は、2020年06月01日 22時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。