高齢の両親の資産を使う弟について
よろしくお願いいたします。
両親は父が半身不随(言語にも障害有り)、母が認知症になりサ高住におります。
両親は二軒家を持っており、AとBとします。
Aには20年くらい住んだ後、弟夫婦が15年住んでいます。
ですが、15年間家賃は支払っていません。
Bは昨年秋から空き家で、私は賃貸にしたいのですが、弟が来年3月にはこちらに引っ越したいから貸さないでと言われています。因みに不動産会社に聞いたら家賃は20万から25万で貸せるそうです。
困っている点は二つあります。
1)Bに弟達が住んでもまた家賃を支払わないつもりです。両親の今後を考えて私は家賃収入が必要だと思います。
このまま家賃を支払わないで住まわれたら、贈与税は発生しませんか?
賃貸借契約を結びたいのですが、弟が権利証などを持っており、複雑です。
税理士さんに頼むべきなのか弁護士さんに頼むべきなのか悩みます。
2)弟達が現在住んでいるAの屋根の修理代250万円を両親から支払ってほしいといわれました。
これも両親はこの先も住むことはなく、家賃ももらっていないので、贈与税にあたるのではと思いますが、どうなのでしょうか?
両親はこのような状態ですので、最後の手段は成年後見制度を利用することを考えています。
弟はそれを一番避けたいと思っているので、できれば最後の手段としたいのですが、どのようにしたら説得できるか、悩んでおります。
高齢と申しましたがまだ両親は70代前半で年齢的には若く、この先もまだ資金は必要です。
毎月の費用も50万を越しています。
ですが、弟は相続税が大変になるといけないから、使うんだと言ってます。
このような高齢者の資産についてアドバイスをいただけますと大変ありがたいです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答
親族間においては使用貸借と考えられますので家賃を支払わなくても贈与税は発生しません。今回の事例は税の問題ではございませんので弁護士をたてて退去してもらうか家賃を請求するかによって活路を見出すのがよいのではないかと考えます。

木野敬司
ざっと拝見する限り、失礼ですが既に争続前夜のような印象、
先ずはご両親のご存命中の財産保全を図るのが正論と思います、
そこで、お父様に判断能力があるのであれば、家族信託などを検討されたらと思います、
難しいようであれば、書かれているように成年(法定)後見人の選任とも思います(争族が見えているので・・・)
境内生先生も書かれている通り、税の問題というよりは、弁護士に相談されるケースかなと思います、
境内先生、木野先生、ご回答頂きましてありがとうございます。
やはり弁護士の先生にお願いした方がいいようですね。
あまり揉めたくなく、穏便に済ませたかったのですが、このまま放っておくわけにも行かない気がしまして、ご相談させて頂きました。
ありがとうございました。
本投稿は、2020年09月18日 16時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。