夫婦間の口座移動について
夫婦間での預金口座移動は贈与になるのでしょうか?
30代の共働き夫婦です。
現在夫の給与は生活費、私の給与は貯蓄にあてています。
5年ほど前に私の口座から500万、夫名義のネット銀行口座に移しました。
この時、夫個人の財産にしたつもりは双方全くなく、名義が夫なだけであくまでも夫婦の共同の貯蓄のつもりでした。
夫の口座に移してからも夫自身がその口座を開くことは全く無く、普通預金を定期預金にするなどの手続きも全て私が行っています(証明する術はありませんが…)
今回家を建てることになり、色々と調べていく内に夫婦間でも贈与税が発生すると知り、「少しでも利子がつけば…」と行ったことが贈与に当たるのではと困惑しています。
この場合、贈与税の対象となるのでしょうか?
ご回答のほど、何卒よろしくお願いします。
税理士の回答

ご相談者様はお金をあげた意思がなく、旦那様ももらった意思がないため贈与は成立していません。
したがって贈与税も課税されません。
贈与税の対象ではないと仰って頂きほっとしました。
ただ、仮に税務署からの問い合わせがあったら上記の説明をしたとして、それを証明する物的証拠は何もないのですが、証言のみで大丈夫でしょうか?
何か今からでも対策できる事は無いでしょうか?
上記のお金は今回家を建てる際の土地造成費用、頭金等に使用したいと考えており、持分割合の観点から出来れば夫名義のままにしたいのですが…。

解決策としては、奥様名義の口座に戻していただくことです。
また、相続のタイミングでしたらともかく、現時点で税務署から問い合わせがくるというのは、考えづらいです。
仮に、問い合わせがきたら、贈与でない主張をしていただくしかありませんが。
なお、その旦那様名義の口座に移したお金は、実質的にご相談者様のものであり、そのお金で家を建てる費用を支払うのであれば、その分の持分はご相談者様にするべきです。
詳しくご回答くださりありがとうございます。
このお金を今回使用するか等、ご回答を踏まえた上でもう一度考えてみたいと思います。
本投稿は、2021年02月20日 23時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。