贈与税と生活費について
贈与税と生活費についてお聞きします。
1:生活費といっても日々の生活では家族から常に金銭を直接受け取っている訳ではないと思います。例えば家族が買ってきた食材で作った料理を食べる、家族が買ってきた惣菜や出前を食べるといった形で間接的に利益を受けることはあると思うのですが、そういう間接的な形でも生活費として非課税対象になるのでしょうか?
また内食か外食かなど細かい区別はあるのでしょうか?
2:また「必要なときにその都度」という条件がありますが、例えば家族が購入したカップ麺を1週間後に食べるといった場合この条件を満たしているのでしょうか? それともある程度間隔が空いていても許容されるのでしょうか?
3:例えば生活費で月10万仕送りを貰い1万余った場合、課税対象となるのは10万全体でしょうか、それとも余った10万の部分だけでしょうか?
4:また生活費の対象に年齢制限等はありますでしょうか?
細かい質問で大変恐縮ですが、ご教授頂ければ幸いです。
税理士の回答

1:生活費といっても日々の生活では家族から常に金銭を直接受け取っている訳ではないと思います。例えば家族が買ってきた食材で作った料理を食べる、家族が買ってきた惣菜や出前を食べるといった形で間接的に利益を受けることはあると思うのですが、そういう間接的な形でも生活費として非課税対象になるのでしょうか?
→非課税の対象となります。
また内食か外食かなど細かい区別はあるのでしょうか?
→内食か外食かは問いません。
しかし、通常の日常の生活を逸脱するような、例えば超高級レストランでの食事代などは贈与税の課税対象となる可能性もあると考えます。
2:また「必要なときにその都度」という条件がありますが、例えば家族が購入したカップ麺を1週間後に食べるといった場合この条件を満たしているのでしょうか? それともある程度間隔が空いていても許容されるのでしょうか?
→はい許容されます。
どの程度の期間は許容されるかの具体的な定めはありませんが、ご家族と同じ財布で一般的な日常生活を送っているだけで、贈与税が課税されるというような事態には通常ならないと思います。
3:例えば生活費で月10万仕送りを貰い1万余った場合、課税対象となるのは10万全体でしょうか、それとも余った10万の部分だけでしょうか?
→余った1万円になりますが、贈与税の基礎控除が110万円ありますので、仮に毎月余った1万円を、そのまま貰っていようとも年間12万円で基礎控除以下となり、贈与税の申告は不要です。
本投稿は、2021年08月13日 09時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。