【贈与税】妻口座へ資金移動後、妻が贈与を拒否していることの証明について
今年の4月に退職金が入り、今まで労をねぎらおうと私の口座から妻の口座に400万円振り込みました。妻は入金を知った時からずっと「受け取れない」と言い続けていました。最近になり私も贈与税のことを知り、妻から返金してもらおうと決断しました。
万が一上記を証明するために経緯を説明した文書を作成し、連名で署名した上で保管しようと考えておりますが、これは税務署の調査が入った場合有効な資料となりますでしょうか。
それとも単に返金してもらえば大丈夫でしょうか?
税理士の回答

奥様からご相談者様へ返金すれば問題ないと考えます。
贈与は「あげますもらいます」といった双方の意思により成立します。
従って奥様が贈与という認識を持っていないのであれば、贈与は成立していません。
夫婦間で事後に証明書を作成してもあまり意味がありません。
振り込みなどにより事績を残して返金してください。
ただし、税務署が贈与であると疑うかどうかは別問題です。
万が一指摘された場合は、返金事績を基に贈与ではなかったと主張してください。
今後は安易な夫婦間の資金移動には注意しましょう。
ありがとうございます。大変助かりました。早速返金してもらいます。
本投稿は、2021年08月21日 13時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。